平成12年5月16日
日暮里富士見坂を守る会
会長 小川幸男 様
副会長 金子 誠 様
回答書
貴会の日頃の熱心なご活動に対しまして、心から敬意を表します。
日暮里富士見坂からの眺望を守る問題に対しましては、区といたしましても区議会と連携を図り取り組んでまいりましたが、残念ながらマンション建設事業者のご協力が得られず今日に至っておりますことは、ご理解をいただきたいと思っております。
この度、2000年5月12日付けで貴会から公開質問状をいただきましたが、質問事項につきまして下記のとおり回答いたします。
記
1. |
日暮里富士見坂の景観を保全するための緊急措置として、13階を11階に下げるための損失補填の一部を負担していただけますか?
またそうした提案を日本鋼管(株)にしていただけますか?
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(回答) 荒川区では、区の予算で損失補填の一部を負担できる情況にはありません。したがって、
日本鋼管(株)に区から提案することはできません。
2. |
今後、日暮里富士見坂をはじめとする歴史的風景遺産を保全するため、どのように法制度を整備していただけますか?
また、どのような行政処置を講じていただけますか?
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(回答) 法制度の整備の必要性については、区といたしましても十分認識しております。
今回のケースは、他区の行政区域にまたがることから、広域的な取り組みが不可欠であり、国をはじめ東京都や関係区とも十分に連携を図りながら取り組んでいくことが必要と考えております。ご理解をお願い申し上げます。
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