日暮里の富士見坂からの眺望を守ることを東京都及び関係機関に働きかける陳情書

【陳情趣旨】 日暮里の富士見坂から、将来にわたって富士山が眺望できるよう東京都をはじめ関係機関に働きかけてください。

【陳情理由】古来から富士山は、我が国を象徴する山としてだれからも愛されてきました。また、富士山の眺望を楽しめる代表的な場所が、富士見坂、富士見町といった名称で今日でも地域に親しまれてきております。都心部には現在十六箇所の富士見坂と呼ぱれる坂がありますが、この中で唯一名前のとおり富士山を眺望できる場所は、日暮里の富士見坂のみです。しかし、この坂と富士山の間には台東区の谷中、文京区の不忍通りや本郷通り、白山通りなどが位置し、その沿道等は高容積率なため、昨今の高層ビルやマンションの建設によりこの坂からの眺望が脅かされつつあります。我々は、この坂からの眺望を荒川区のみならず東京都の貴重な財産と考え、将来に引き継いでいきたいと思っております。そこて、日暮里の富士見坂からの眺望を守ることを東京都及ぴ関係機関に働きかけていただきたい。

平成十一年十月八日

荒川区議会議長 北野栄一 殿


註 原文は縦書きです。

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